最強クラスに引けを取らないゲーミングマウス G304 レビュー

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たか
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皆さんこんにちは、ゆたかです。

早速ですが、ゲーミングマウスを購入したので紹介していきます!

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次世代 HERO 12Kセンサー

マウス性能の核と言える次世代センサー Logicoolの HERO 12KをG304は搭載しています。

最小200~最大12,000DPIの感度を設定可能です。例えばDPIが800の場合は画面上のポインターは800dots移動することになります。
必ずしも高いDPIがいいとは限りませんが、プロゲーマーの多くが設定しているDPIは400~800が多いです。なら12000もいらない?となりますが、センサーの性能を図るうえでの指標になりますので最大DPIが高いマウスほど高性能と覚えていてもいいと思います。

IPS400のトラッキング速度、1秒間に400インチ(約10メートル)までマウスを動かしてもマウスの位置を読み取る性能を持っています。1秒間に10メートルもマウスを動かす?と思いがちですが、FPSを実際にプレイしているときの手の動きのままマウスを話すと簡単に数メートル飛んでいきそうなケースがあると思います。また、実際にプロゲーマーでは1秒間に5m程度の速度でマウスを動かしているそうです。こちらもセンサーの性能が高い証拠で、DPIと合わせてマウスの性能を評価するうえで重要なスペックとなります。

DPI(ディーピーアイ)とはdots per inchの略で、マウスを約2.5cm動かすことでマウスポインタが何ドット移動するかを示す指標です。

dots(ドット)とは画面解像度の最小単位を示します。一般的には解像度が高いと画面の文字や写真が綺麗に表示可能です。よくある解像度は1920×1080という単位で、画面の横方向に1920個の映像を表示するためのdotsが存在します。この場合縦には1080個dotsが並んでいる状態です。

IPS(Inch per second)の略で1秒間に何インチマウスを動かしてもマウスの位置を読み取る性能を示す指標になります。

旧世代のセンサーと比較して10倍のバッテリー効率を実現

単三電池1本で駆動し、高パフォーマンスモードで250時間連続で稼働できます。
250時間って短い?と感じるかもしれませんが、1日8時間使用して、1か月ちょっと使用することができます。また、ロジクール ゲーミング ソフトウェアを使って持続モードに切り替えることで、電池寿命を最長9ヶ月まで延長。電池残量が15%になると赤で点滅するバッテリーインジケーターライトが光ります。もちろん、電池寿命を優先するとゲーミングマウスとしてのスペックを落とすことになるので、シーンによって使い分けが必要です。

有線マウス超える超低遅延と安定性を誇るLIGHTSPEED接続

https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/innovation/lightspeed.html

上記のグラフの一番上がG304に搭載されているLIGHTSPEEDのクリック応答時間です。それ以外のデータはすべて有線マウスになります。有線マウスを圧倒する応答時間により、遅延を感じない使い心地を実現しています。

Logicool社はホームページで以下のように語っています。

ゲーミング マウスでは、ワイヤレスであっても妥協は許されません。ロジクールGが求めたのは、ワイヤレスの常識を覆すデータ転送速度です。その結果、競合のほとんどの有線マウスをも上回るスピードにたどり着きました。

https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/innovation/lightspeed.html

徹底的なマウスの通信経路の見直しと、ソフトウェアとハードウェアの両方を最高レベルまで最適化することで、有線をも超える性能を引き出せるようになったことはすごいと感じました。

1ms のレポートレート(ポーリングレート)による滑らかなマウス操作

レポートレートとは1秒間に何回マウスの位置情報をPCへ送信するかの数値です。
ポーリングレートと言ったりもします。

G304のレポートレートは1ms(1000Hz)で1秒間に1000回PCへマウスの位置情報を送信しています。
当然送信回数を多くすることで正確なマウスの位置を把握することができ、またマウスの動きが滑らかになります。FPSなどのゲームをする場合、マウスの位置情報が高頻度で更新されるため敵の狙い続け易くなる効果があると思います。

一般的なマウスが8ms(125Hz)なので、1秒間に125回となりG304のゲーミングマウスとしての性能の高さが分かります。

レポートレートはデフォルトで1ms(1000Hz)が設定されいます。

マウスの電池寿命を9か月に伸ばす持続モードに変更することが可能ですが、レポートレートが8ms(125Hz)に下がってしまうのでご注意ください。

ゼロスムージング(直線補正なし)

マウスは人間が操作した微妙なブレを補正するために、スムージング(直線補正)という技術が取り入れられていますが、それはゲームのAIMなどでは狙った位置にマウスが移動できないことにつながります。G304にはゼロスムージング(直線補正なし)の機能を取り入れることでマウスを動かしたそのままの動きを再現することが可能です。

ゼロアクセラレーションという機能も搭載しており、マウスを素早く動かした場合とゆっくり動かした場合にマウスの移動距離が変わってしまう機能をなしにしています。
これもAIMなどへの影響がある機能です。

ゼロフィルタリングという機能については詳細が見つけられませんでした。

1000万回のクリック耐久テストをクリアした左右のボタン

1000万回のクリック耐久テストをクリアした左右のボタンに加えて、6つのボタンが配置しており、デフォルトでのマウス設定は以下の内容になります。これはlogicoolのハイエンドマウスでも同じスペックになります。

上位機種との性能差について

logicoolの最高スペックのProシリーズの比べた表になります。スペックを表す数値としてはセンサーの違いと最大DPIと重さになります。この表だけ見るとG304でいいのでは?と思ってしまいます。もちろん、センサーの性能が違うので、Proゲーマーの方々の体感としては違ってくる可能性があると思います。

PROワイヤレスPRO有線G304
価格(公式)18,4807,8105,610
センサーHERO 16KHERO 16KHERO 12K
ボタン数666
最大DPI160001600012000
IPS400400400
レポートレート1000Hz1000Hz1000Hz
重量80g85g99g

実際にG304を購入しましたので内容物と使用感を紹介

今回は久しぶりに一眼レフカメラで写真を撮ってみました。構成:EOS 6D と SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

沖縄なので今回は注文してから1週間かかりました。通常ですと3日ぐらいでは届きます。
箱は思ったより小さく軽かったです。

内容物は以下になります。レシーバーはマウスの中にあります。上のUSBケーブルはPC本体からレシーバーをなるべくマウスに近づけるための延長コードです。

マウスの前横持った感じです。私はかぶせ持ちタイプですが、持ちづらいという印象はありませんでした。

サイドボタンは左側にあり右利きの人が親指で押すことを想定していると思います。2つあるボタンの手前側は指を動かすことなくそのまま押せるので利用頻度は高いと思います。私はこのボタンにWindows + Shift + Sを設定してすぐスクリーンショットを撮れるように設定しています。ブログの記事作成でよく使うためこの設定にしています。

私はこのG304以外にPCに付属するような普通のマウスを2つ持っていますが、クリック音量は同じで音の感じも同じでした。ただ、クリックしたときの感触とクリックし易さはG304がよかったです。

電池は単三電池1本で付属しています。マウスの蓋を手前にスライドすると外すことができます。
付属の電池を入れた時の重さは96gでした。私が普段使っている有線マウスは56gと52gなので最初の印象としては意外と重さを感じていました。ただし、使用に差が生じるほどではありませんでした。

仕事で1日使ってみての感想

ゲームで使わないのかよと言われそうですが、私のPCが現代のゲームを起動するにはあまりに低スペックなのと、普段ゲームはPS4Proの方でやっていてPCでゲームがすることがないため、仕事での使用感となります。

仕事で使っているマウスはElecomの有線マウスで52gでした。差し替えて最初に感じた印象はまず、ケーブルの取り回しを気にしなくていいことの素晴らしさです!自宅で仕事をしている関係で仕事のPCが2台、自宅のPCが1台と合計3台のノートPCを使用しています。そのためPCがデスクにぎっしり並んでいることもあり、マウスの線が別のPCの電源コードやHDMIケーブルなどに絡まったりとその都度ケーブルを調整していたのでもうそれだけで買ってよかったと思いました。

ブラウザのタブを閉じるときに私はマウスのミドルクリック(ホイールボタンをクリックする)ことを多用しますが、そのミドルクリックがとてもやり易く感じました。

さらにG304のトラッキング性能のおかげか、マウスをより直感的に目的の場所へ移動できるようになりました。ただこれは自分にあったDPIを調整してあげる必要があります。G304のDPIはマウスホイールのすぐ上のボタンで変更が可能で、400・800・1600・3200 と変更可能ですが、私の場合は1600は低く、3200は高く感じたのでlogicoolのG HUBで調整し2500DPIが私の場合は最適な値であることがわかりました。

また、G HUBでマウスのレポートレートを1ms(1000Hz)から8ms(125Hz)に変更してみました。マウスを高速で動かすと8msの設定の場合1msの時に比べてマウスポインタの円の軌道が広がっていました。1msに戻すと円の軌道が狭まったので、8msにすると自分が実際動かした軌道よりも広がっていることが分かりました。
自分の感覚とマウスポインタの軌道に違いが生じることでマウスの使用感に大きく影響があると感じました。また、これがプロのFPSの試合になると勝敗への影響がありそうだと今回使用して思いました。

まとめ

G304を購入して感じた事、高性能なセンサーによりマウスの動きがスムーズになり仕事での使用でも十分に性能を感じられました。また、無線マウスのありがたみを改めて認識することができました。
もう一台のマウスを無線に替えてみたいので、同じG304を買い増ししようかと考えてます。

いかがだったでしょうか。デスクトップPCを組んでゲーム等でも今後検証していきたいと考えています。https://twitter.com/yutakasancomTwitterのフォローも良かったらお願い致します。それではまた!

2020年 10月追記

本マウスのことを何も知らない嫁さんが、マウスを使用して一言「なんかすごいぬるぬる(ポインタが)動いてキモイね」と言ってました。この性能は本物ですね。ありがとうございました。

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